現在担当しているのは、バイオマス・生分解性コート剤の開発です。プラスチック削減の一翼を担うため、紙にプラスチックに類する性能をもたせるというテーマや、人体や環境への影響から使用を取りやめる動きが加速している有機フッ素化合物の代替品を世の中に出すというテーマを、“環境に優しい”薬品で達成するべく開発を進めています。
昨今の環境意識の高まりもあり、開発している薬品について多くのユーザーから引き合いを頂いています。開発した製品がより良い環境や社会の一端を担えることが、仕事に取り組む際の高いモチベーションとなっています。
当社は福利厚生が充実しており、その点も大きな魅力なのですが、最大の魅力は“変わっていけるところ”だと思っています。
例を挙げますと、多様な働き方の実現や挑戦する人の応援を目的として、色々な制度が新設されています。近年では、コロナ禍に始まったテレワーク勤務が2023年より正式に制度化され、2024年には他部署の仕事を経験できる社内インターン制度が始まりました。
また新制度の導入だけでなく、従来の制度、例えば評価制度や事業部の体制なども適宜見直されています。
より良い会社、働きやすい会社を標榜して逐次変革していける、それが魅力だと感じています。
私が所属している市原研究所は人口密度が低いので、実験室や装置をそれなりに広々と使えます。手狭な実験室で実験をしていた大学生時代、別の企業で広々とした実験室を見学させてもらえた時に憧れを抱いていましたが、今はそのような職場で働けて満足しています。
人が少ない分、日々のトラブルは自力で対処しなければならないこともありますが、そこはお互いに助け合って解決しています。
就活がうまくいかないと、自分の魅力や強みが判らなくなってしまう事もあるかと思います。あなたが今当たり前にやっている事・できる事、それらは全てあなたの強みです。どんなに些細な事でも、今まで培ってきたあなたの人生はあなたの力になっています。
就職活動で悩んだ時には一度立ち止まって自分のありのままを見つめてみてください。ありのままの自分に合う会社こそ、気持ちよく働ける場所となるはずです。